共有持分を売却する際、多くの方が「手続きが難しそう」「本当に売れるのか不安」といった悩みを抱えています。
共有持分は通常の不動産とは異なり、共有者間の合意や法的手続きが必要になるため、専門的な知識と経験が求められるケースが多いです。
この記事では、共有持分買取の成功事例をケース別にご紹介すると同時に、有名な買取業者が取り扱った事例をご紹介します。
複雑な状況でも売却できるのかとお悩みの方は、ぜひご覧ください。
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この記事を書いている人
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この記事でわかること
- 共有持分の買取事例ケース別
- 共有持分の買取業者が公開する買取の実例と価格
共有持分の買取事例
共有持分の買取が行われるケースは離婚や相続で持分の今後について共有者同士の意見が一致しなかったり、共有者が行方不明になるなど様々です。
共有名義の不動産をめぐるトラブル解決は共有者同士の話し合いがいちばんですが、それでも解決に至らなかったり、そもそも話し合いの機会が持てない場合に、共有持分の業者買取での売却はたいへん有効です。
まずは、買取に至る要因を含め事由別に、どのような事例があるのかを見ていきましょう。
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ケース1|相続で発生した共有持分の売却
共有持分の売却に至る理由のいちばんは相続トラブルです
まずはじめに相続で発生した共有持分の買取のケースをみていきましょう。
背景:相続で得た共有持分が活用されず、管理が難しい状況
Aさん(40代)は両親の相続により、地方にある実家を兄弟3人で共有することになりました。
しかし、Aさんを含む兄弟全員が首都圏に住んでおり、実家を使う予定はありませんでした。
さらに、物件は築50年以上経過しており、修繕費や固定資産税の負担がかさんでいました。
問題点:共有者間で意見が一致せず、売却が進まない
共有者である兄弟3人の間で、物件の処分方法に意見が分かれました。
- Aさんは「売却して現金化したい」と主張。
- 一方で長男のBさんは「親の思い出が詰まっているので売りたくない」と反対。
- 次男のCさんは「どちらでもいい」と中立的な立場。
共有者全員の合意が得られず、物件の維持費だけが増加し、事態は膠着状態に陥りました。
解決方法:共有持分を専門業者に売却
悩んだAさんは、共有持分買取の専門業者に相談することを決断しました。業者は以下のような解決策を提示しました。
- Aさんの持分のみを買い取ることで、Aさんは現金化し負担を解消。
- 他の共有者(Bさん・Cさん)には引き続き物件の所有を提案。
専門業者が間に入り、共有者全員と丁寧に交渉を進めた結果、Aさんの共有持分を業者が適正価格で買取。
共有者間の関係を壊すことなく、Aさんの希望を解決しました。
結果:負担が軽減され、共有者間の関係も改善
Aさんは買取代金を受け取り、経済的な負担とストレスから解放されました。
このケースでは最終的に買取業者が二者と話し合いを進め、BさんがかつてのAさんの持分だった3分の1を買取することで合意して解決しました。
ケース2|離婚に伴う共有持分の整理
背景:離婚後に共有持分が問題に
30代の夫婦であったDさんとEさんは、結婚時に共同で購入したマンションを所有していました。
しかし、夫婦関係の悪化により離婚を決意。離婚後、Dさん(元夫)はマンションを出て別の場所で新生活を始める一方で、Eさん(元妻)はマンションに住み続けることを希望しました。
問題点:共有持分の処理が未解決のまま
離婚後も、マンションの所有権はDさんとEさんの共有のままでした。
そのため下のような問題が発生しました。
- Dさんの悩み:「住んでいない物件に固定資産税や住宅ローンを払い続けるのは負担が大きい」
- Eさんの悩み:「共有状態だと自由に売却や活用ができず、不安が残る」
結局、共有状態のままでは、マンションの売却や名義変更が難しく、問題が長期化するリスクがありました。
解決方法:共有持分買取を利用
Dさんは専門業者に相談し、自身の共有持分を売却することを決断しました。
業者は以下のステップで対応しました。
- 迅速な査定:マンションの市場価値と共有持分の適正価格を算出。
- 調整とサポート:Eさん(元妻)にも意向を確認し、共有状態を解消する提案を実施。
- Dさんの持分買取:業者がDさんの共有持分を即金で買い取り、Dさんは住宅ローンの負担から解放。
結果:双方が納得できる解決に
Dさんは共有持分を売却することで経済的な負担を軽減し、新生活に集中できるようになりました。
一方、Eさんは業者から提案された条件でマンション全体を買い取り、完全な所有権を取得。
共有状態が解消されたことで、安心して住み続けることができるようになりました。
ケース3|空き家問題を解決した共有持分売却
背景:相続した空き家が放置状態に
Fさん(50代女性)は、両親の相続で地方にある実家を兄妹3人で共有することになりました。
しかし、実家は築60年以上が経過し、設備の老朽化が進んでいました。
さらに、共有者全員が都心部に住んでおり、実家を活用する予定がないため、空き家として放置されていました。
問題点:管理の負担とコストが増加
共有者全員が実家を管理する意思を持っていなかったため、以下のような問題が深刻化しました:
- 管理不足:庭の雑草が伸び放題になり、近隣住民から苦情が発生。
- コストの負担:固定資産税や補修費が増え、共有者の負担に。
- 資産価値の低下:建物の老朽化が進み、物件価値が下がるリスク。
共有者の間では「売却したい」「思い出のある家を簡単に手放せない」と意見が分かれ、解決が進みませんでした。
解決方法:共有持分買取の活用
悩んだFさんは、不動産の専門業者に相談し、自分の共有持分を売却する方法を提案されました。業者が以下のように解決に導きました。
- Fさんの持分買取:共有状態のままでも買取が可能なことを説明。Fさんの持分を即金で買い取り。
- 共有者への配慮:他の共有者に対しても、業者が交渉を行い、共有状態を解消する方向で話を進めた。
- 最終的な売却:業者が残りの共有持分も順次買取り、最終的に物件全体を売却して新たな活用方法を提案。
結果:空き家問題が解消し、地域に貢献
Fさんは持分売却で現金化し、管理やコストの負担から解放されました。
また、最終的に物件全体が売却されたことで、老朽化していた実家は更地となり、新たな建物が建設される予定となりました。
これにより、近隣住民からの苦情も解消され、地域の環境改善にもつながる結果となりました。
共有持分の買取業者の取り扱い事例
共有持分の買取業者は有名な会社がいくつかあります。
それぞれの業者別に取り扱い事例をいくつかご紹介します。
ワケガイの共有持分の買取事例
ワケガイは共有持分の業界最大手の買取業者で、たいへん多くの事例が公開されています。ここではその一部をお知らせします。
相続登記が未了の共有持分
- 場所・・・沖縄県石垣島
- 種類・・・空き家と土地
- 価格・・・390万円
相続物件の売却について意見が合わず、持分3分の1を相続で所有する女性が売却されたケースです。
⺟が亡くなった後も相続登記がされず、空き家となっていました。
相続⼈である3人の兄弟で何度か話し合いをしたものの、意見が合わず困っていたところ、ワケガイを知りました。 法定相続分での相続登記の後、持分3分の1を買取ってもらい助かりました。(20代女性、沖縄県)
相続登記ができていない、相続に至らなかった土地であっても、相続物件は実質的な共有名義と同じです。
そのため、法定相続分での相続登記と売却を同時に行ったケースです。
ワケガイ などの買取業者は、弁護士はもちろん司法書士もいるため、所有者一人の単独登記が可能です。
相続ができない物件も買取
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離婚後の共有持分の買取
離婚後に夫と妻の共有名義で妻が自分の持分2分の1を売却した事例です。
離婚した夫と共有となっていた一戸建て。
処分をしたくても、話し合いに全く応じてもらえませんでした。色々と悩んだ末、ワケガイに相談をして持分2分の1を買い取ってもらいました。(40代女性、三重県)
この物件は、夫がローンを支払っており、ローン残債のある物件でした。
元妻の方が自分の持分の売却後、夫はローンの残債を一括返済して、持分2分の1を買取、自分一人の単独名義として解決しました。
ワケガイではローンの残債がある物件でも、買取に応じられます。
ローンのある物件もOK
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親子の共有持分の口コミ
マンションは、母と子どもの共有となって今須田。持分は母が5分の4を所有していました。
母と相続後の分譲マンションを共有持分として所有していました。
母が居住していましたが、マンションを保有していても資産性がなく、活用もできないため、自分の持分5分の1を買い取ってもらいました。(40代男性、東京都)
売主が売却した持分は5分の1です。
持分の割合が多いほど売却益は高くなりますが、持分割合が少なくても買い取ってもらえることがこれでわかります。
ワケガイの公式サイトでは他にもたくさんの事例がありますので、ご覧ください。
ワケガイについて詳しくは
※参考サイト:ワケガイ 公式ページ
https://wakegai.jp/
共有持分買取プロの共有持分の買取事例
空き家を中心とする訳あり物件全般を買取するアルバリンク社の共有持分の買取サービスが、”共有持分買取プロ”です。
訳あり物件全般の買取が専門のアルバリンク社が運営する、”共有持分買取プロ”に持分売却を依頼した事例とその口コミをお知らせします。
戸建の共有持分の買取例の口コミ
築年数23年の茨城県郊外にある家。
兄と妹の2名のきょうだいで相続した物件ですが、兄と疎遠で連絡が取れず、売却しようもできない。
歯科も固定資産税を妹さん一人で負担するようになっていたため、持分の売却を決めました。
地価があまり高い地域ではなかったのですが、それでも360万円で買取が成約しています。
売主のコメント:
共有者である兄が東京におり疎遠になっており、満足に相談ができない状態でした。
田舎の土地で固定資産税は私一人で支払っており、共有持分買取プロに相談をしたところ、私の持分を買い取ってもらって売却が可能になりました。税負担はもちろん、気持ちがとても明るくなり、買い取っていただけて良かったと感謝しています。。(50代女性 茨城)
共有名義のアパートの買取の口コミ
千葉県の相続物件のアパート、最初は家賃を均等に分担していましたが、途中から家賃の振り込みがなくなってしまいました。
古いアパートなので、2次相続が心配になり、収益物件の終活を考えた姉が持分を買取で売却した事例です。
売主のコメント:
父からアパートを受け継ぎ、姉弟で相続したが、弟から家賃が振り込まれなくなった。田舎で空室も目立つ状態だったが、無事に共有持分のみを売却できた。子孫へ負動産を相続することがなくなりほっとしている。(60代女性)
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ラクウルの共有持分の買取事例
ラクウルは東京に本社、千葉に支店がある訳あり物件全般の買取業者で、多人数での共有持分の買取事例があります。
相続人10人の土地の共有持分の買取事例
共有名義の不動産で相続で10人の共有名義となっていた土地のみの物件。
売主は一人で固定資産税を負担していましたが、共有者が多いため売却が難しく共有持分での売却となりました。
他社査定では買取はできないと断られましたが、ラクウルは10分の1の名義分で100万円で買取。
所有者はこれで長年の固定資産税の負担から免れることができました。
多人数の共有持分は自分では手立てがないことが多いため、買取業者に依頼をしましょう。
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【まとめ】共有持分の売却で解決へ
共有持分の売却は共有持分の売却は共有者全員が合意できなくても、1人だけでも持分を売却することで問題が解決できます。
共有者間の交渉などは不要で、すべて買取業者が請け負ってくれますので、売主がしなければならないことは何もありません。
共有持分の売却は先延ばしにされがちですが、スキルの高い買取業者であれば、共有持分も売却が可能となり、スムーズで高値の現金化が可能です。
買取業者の相談は無料でオンラインや電話でも行うことができますし、個別のケースに合う解決方法も提示してもらえます。
共有名義の不動産の問題解決にぜひお役立てください。
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共有持分の売却に関するよくある質問
共有持分に関するQ&Aを掲載します。
Q:共有持分の売却とは
共有名義の不動産は全員の意見が一致しないと売却ができません。
しかし、自分の持分のみ、例えば持分2分の1,持分3分の1と登記に記載されている不動産の権利分であれば自由に売却することができます。
これが共有持分の売却です。
Q:共有持分の売却は可能なの?
A:共有持分の売却は法律的にも保証される共有名義の不動産の売却方法です。
私自身が弁護士に解決方法としてすすめられた方法ですので十分可能です。
ちなみにその時の持分は2分の1、相続人は私の他1名で、連絡がつかない状態になっていました。
Q:共有持分を買うのはどんな人?
A:共有持分を専門としている持分売却のノウハウを知る買取業者に限られます。
それ以外の第三者でも売買は可能ですが、買い取る人がいない上、専門家でないとトラブルになりがちですので、おすすめできません。
Q:共有持分を買う前に相談がしたいのですが?
A:共有持分の買取をおこなっている買取業者は丁寧なヒアリングを行います。けっして買取だけを解決策として提示するわけではありません。
また、無料相談を行っている買取業者もあり、弁護士を紹介してくれるところもありますので、対応するな買取業者を選んでみてください。
Q:共有持分を買取する業者の目的は?
共有持分の買取業者の目的は、不動産などの共有持分を持つ人々からその持分を買い取り、彼らの所有権を取得後、不動産全体として流通可能な不動産とすることです。
買取業者が必ずしも全体を取得するのではなく、他の共有者が買取をする解決方法もあります。どちらにするかは交渉によって決まります。
Q:共有持分の売却の相場は?
A:共有持分の相場は買い取った業者に経費がかかるためもあって、5割としているところが多いです。
諸条件によって、それ以上の高い買取が可能な場合もあります。
Q:共有持分の売却にかかる日数は?
A:持分買取の最大手のワケガイであれば最短3日で現金化することが可能です。急ぎの場合は即日買取にも対応しています。
Q:共有持分の売却でトラブルにならない?
A:法律的には保証されている方法なので、持分売却自体で他の共有者から訴えられるようなことは一切ありません。
Q:相続で話し合いがつかない不動産でも売れる?
A:相続物件で分割がうまくいかない不動産は、亡くなった被相続人名義のままでも、買取できます。
私が買取業者に持分売却を依頼した時には、亡くなった被相続人名義のままになっていましたが、相続登記を完了後、売買契約となりました。その場合の相続登記は買取業者は法定相続分によってすべて行ってくれます。
Q:相続登記が済んでいない不動産でも売れる?
相続登記は他の共有者に知らせる必要はなく、自分一人の単独でもできます。
私の実家のケースでは、私自身が司法書士に相続登記を依頼しましたが、通常は買取業者は司法書士とも弁護士とも提携をしているので、自分で司法書士を探す必要はありません。
Q:夫婦で共有になっている不動産の持分の売却は可能?
A:持分の売却であれば可能です。相手の同意や相談の必要がなく、顔を合わせることなく売却ができます。
離婚後に共有名義のままになっている不動産で話し合いがつかない場合には、持分売却が有効です。
参考サイト:Wakegai (ワケガイ)
https://wakegai.jp/